文章を書こうとして、
「何を書けばいいかは決まっているのに、最初の一文だけ出てこない」
「書き始めで止まって、そのまま時間だけ過ぎる」
「うまく始めようとすると、余計に書けなくなる」
ということはありませんか。
書き出しが思いつかないと、
「文章力がないのかな」
「もっと気の利いた言い方を考えないと」
「最初で引き込まないと読まれないかも」
と考えやすくなります。
でも、最初の一文で止まるのは珍しいことではありません。
むしろ、
「最初からいい文章を書こう」
「印象に残る一文にしよう」
「読者を引き込まなければ」
と考えすぎるほど、手が止まりやすくなります。
書き出しは、毎回ゼロからひねり出さなくても大丈夫です。
最初の一文にはいくつか役割があります。
その役割に合った始め方を選ぶだけでも、文章はかなり書き始めやすくなります。

この記事では、
読者の悩み
質問
結論
具体例
読者の状況
気づき・違和感
この記事でわかること
という7つの始め方を紹介します。
「最初の一文が出ない」ときに、どこから始めればいいか選べる状態を目指していきましょう。
書き出しが思いつかないのは「文章力がない」からではない
書き出しで止まると、
「そもそも文章を書くのが苦手なのかも」
と思うことがあります。
でも、書き出しだけ難しく感じるのには理由があります。
最初の一文は、
この記事の雰囲気を決めそう
読まれるかどうかに関係しそう
あとから直しにくそう
最初だから失敗できなさそう
と感じやすいからです。
その結果、
「ここで失敗したくない」
という気持ちが強くなります。
すると、
書いては消す
別の言い方を考える
もっといい表現を探す
また最初から考える
を繰り返してしまいます。
でも、最初の一文はあとから直せます。
むしろ本文を書いたあとに見直したほうが、
「この記事は結局何を伝える記事なのか」
「読者に最初に見せたい答えは何か」
「どんなトーンが合うか」
がわかっているため、自然な書き出しを作りやすいこともあります。
書き出しで止まったときは、
「完成形を書かなければ」
ではなく、
「まず入口だけ作る」
くらいに考えてみてください。
最初から100点を狙わず、まず仮の一文を置く。
それだけでも本文へ進みやすくなります。
【図1:書き出しで止まる原因と「完成形ではなく入口を作る」考え方】

【関連記事1:読まれる導入文の書き方|最初の3行で離脱を防ぐコツ】
最初の一文は「うまさ」より役割で考える
書き出しを考えるときに、
「どんな言葉なら格好いいかな」
「印象に残る表現はないかな」
「少し意外なことを書いたほうがいいかな」
と考えると難しくなります。
それより、
「この一文で何をしてほしい?」
と考えるほうが簡単です。
たとえば、
読者に「自分の悩みだ」と気づいてほしい
疑問を持ってほしい
答えを早く知ってほしい
場面を想像してほしい
思い込みに気づいてほしい
記事内容をすぐ知ってほしい
という役割があります。
役割が決まると、書き出しの形も決めやすくなります。
悩みに気づいてほしいなら、読者の悩みから始める。
答えを早く見せたいなら、結論から始める。
場面を思い浮かべてほしいなら、具体例や状況から始める。
記事内容をすぐ知らせたいなら、「この記事でわかること」から始める。
このように考えると、
「最初に何を書けばいいかわからない」
という状態から抜けやすくなります。
書き出しは、文章のセンスを試す場所ではありません。
読者を本題へ案内する最初の入口です。
【図2:文章の始め方7パターン早見図】

文章の始め方7パターン
ここから、実際に使いやすい7つの書き出しを見ていきます。
どれかひとつが正解というわけではありません。
記事の内容や、読者が最初に知りたいことに合わせて選びます。
1. 読者の悩みから始める
ひとつ目は、読者が困っていそうなことをそのまま言葉にする方法です。
たとえば、
「文章を書こうとしても、最初の一文で手が止まることはありませんか。」
という始め方です。
悩み系の記事では使いやすい形です。
読者が、
「それ、自分のことだ」
と感じやすいため、記事との距離が縮まりやすくなります。
別の例なら、
「文章を書いていると、同じ言葉ばかり続いて気になることはありませんか。」
「説明しようとするほど、文章が長くなってしまうことはありませんか。」
という始め方もできます。
この型で大切なのは、
読者の悩みを大げさにしすぎないこと
です。
「もう限界ではありませんか」
「このままでは危険です」
のように強く煽る必要はありません。
実際に読者が感じていそうな迷いや困りごとを、そのまま自然に出すくらいで十分です。
向いているのは、
悩み系の記事
初心者向けの記事
読者の困りごとがはっきりしている記事
です。
2. 質問から始める
2つ目は、疑問形から始める方法です。
たとえば、
「なぜ、書きたいことはあるのに最初の一文が出てこないのでしょうか。」
という書き出しです。
原因を説明する記事や、
「なぜ?」
「どうして?」
を整理する記事に向いています。
質問から始めると、読者も一緒に答えを考えやすくなります。
たとえば、
「どうして、短い文章なのに読みにくく感じることがあるのでしょうか。」
「なぜ、同じ内容なのに伝わりやすい文章と伝わりにくい文章があるのでしょうか。」
といった形です。
ただし、毎回、
「〜ではありませんか?」
「〜と思いませんか?」
「なぜ〜なのでしょうか?」
から始めると、記事全体が似た印象になります。
質問型は便利ですが、使いすぎないほうが自然です。
また、答えがすぐ出せる内容なら、
質問
↓
すぐ答え
と続けるほうが読みやすくなります。
質問だけ投げて長く引っ張る必要はありません。
3. 結論から始める
3つ目は、最初に答えを出す方法です。
たとえば、
「書き出しが思いつかないときは、最初の一文を完璧にしようとしないことが大切です。」
という形です。
ノウハウ記事や、答えがはっきりしている記事で使いやすい書き出しです。
検索から来た読者は、
「まず答えを知りたい」
と思っていることも多いです。
そんなときは、前置きを長くするより、結論を先に出したほうがわかりやすくなります。
たとえば、
「同じ言葉の繰り返しが気になるときは、言い換える前に削れる部分を探すと自然に整えやすくなります。」
「導入文が長くなる人は、最初に読者の悩みと答えを置くと本題へ入りやすくなります。」
という始め方です。
答えを先に書いても、本文の価値がなくなるわけではありません。
なぜそう言えるのか
どう実践するのか
どんな注意点があるのか
具体的にはどう直すのか
は、そのあとで詳しく説明できます。
特に商標記事や比較記事など、
検索者の知りたい答えがはっきりしている記事
では使いやすい方法です。
4. 具体例から始める
4つ目は、実際の場面や具体的な例から始める方法です。
たとえば、
「パソコンを開いて30分。本文の内容は決まっているのに、最初の一文だけが書けない。」
という書き出しです。
抽象的な説明よりも、
「どんな状況なのか」
をすぐイメージしてもらいたいときに使いやすいです。
文章術の記事では、修正前の例文から始める方法もあります。
たとえば、
「『文章を書くことは大切です』と書いたところで、手が止まった。」
という形です。
また、
「『この商品は軽いです。この商品は持ち運びやすいです。この商品は収納しやすいです。』読み返すと、どうも同じ言葉が気になります。」
のように、例文をそのまま入口にすることもできます。
具体例から始めるメリットは、
説明を聞く前に読者が状況を理解しやすいこと
です。
ただし、例が長すぎると本題まで遠くなります。
書き出しでは、
場面が伝わる最小限
くらいにすると使いやすいです。
5. 読者の状況から始める
5つ目は、悩みそのものではなく、読者が置かれている状況を描く方法です。
たとえば、
「タイトルまでは決まった。でも、その下で手が止まっている。」
という始め方です。
これは、
「困っていますよね」
と直接言わなくても、読者に
「まさに今それ」
と感じてもらいやすい形です。
悩みから始める方法と似ていますが、
悩み型
→ 気持ちや困りごと
状況型
→ 今起きている場面
という違いがあります。
たとえば、
「記事はほぼ完成した。けれど、読み返すと説明だけが妙に長い。」
「商品について調べ終わった。でも、最初に何を書けばいいのかわからない。」
という形です。
少し人間らしい温度感を出したいときにも使いやすいです。
また、共感を入れたいけれど、
「わかります」
「悩みますよね」
と直接言いすぎたくないときにも向いています。
6. 気づき・違和感から始める
6つ目は、
「実はこうとは限らない」
という気づきから始める方法です。
たとえば、
「書き出しが難しいのは、書くことがないからとは限りません。」
という書き出しです。
読者が思い込んでいそうなことを、少し違う角度から見せたい記事に向いています。
たとえば、
「文章が長い=一文が長いとは限りません。」
「同じ言葉を使うこと自体が悪いわけではありません。」
「主語は毎回書けばいい、というわけではありません。」
という始め方も、この型です。
この方法は、
「そうなの?」
と続きを読みたくなるきっかけを作りやすいです。
ただし、
「実は」
「意外ですが」
「知らない人が多いですが」
を毎回使うと、少し作られた印象になります。
意外性を演出するより、
「見方を少し変える」
くらいの感覚で使うと自然です。
7. この記事でわかることから始める
7つ目は、記事内容をそのまま最初に示す方法です。
たとえば、
「この記事では、文章の始め方を7つのパターンに分けて紹介します。」
という形です。
派手さはありません。
でも、
「何が書いてある記事か」
がすぐわかります。
検索意図がはっきりしている実用記事では、かなり使いやすい方法です。
たとえば、
「この記事では、主語がわかりにくい文章を直すポイントを具体例つきで紹介します。」
「この記事では、導入文の最初の3行に何を入れればいいかを整理します。」
という形です。
「気の利いた一文が思いつかない」
というときにも、この型なら始めやすいです。
書き出しは、必ずしも印象的である必要はありません。
読者が迷わず記事へ入れるなら、それだけで役割を果たしています。

7パターンはどう使い分ければいい?
7つ紹介すると、
「結局どれを選べばいいの?」
と迷うかもしれません。
そんなときは、記事の目的から選びます。
読者が悩みを抱えて検索しているなら、
悩み
質問
から始めやすいです。
早く答えを知りたそうなら、
結論
から始めます。
具体的な場面を想像してほしいなら、
具体例
状況
が向いています。
読者の思い込みを少し変えたいなら、
気づき・違和感
から始めます。
記事内容が明確で、
「何が読めるかを早く伝えたい」
なら、
この記事でわかること
から始めても十分です。
たとえば、
「文章の書き出しが思いつかない」
という悩み系の記事なら、
悩み
状況
結論
あたりが自然です。
一方、
「○○の口コミは悪い?」
のような商標記事なら、
結論
この記事でわかること
のほうが読みやすい場合があります。
比較記事なら、
「AとBの大きな違いは○○です。」
と結論から入る方法も使えます。
大切なのは、
「どの型が一番上手に見えるか」
ではありません。
「読者が最初に何を知りたいか」
です。
【図3:7パターンの使い分け早見表】

迷ったら「読者が最初に知りたいこと」から始める
7パターンを覚えても迷ったら、型はいったん忘れても大丈夫です。
その代わり、
「この記事を検索した人は、最初に何を知りたい?」
と考えます。
たとえば、
「書き出し 思いつかない」
と検索した人なら、
文章とは何か
書き出しの歴史
ブログを書く重要性
を最初に知りたいわけではありません。
おそらく、
「どうすれば書き始められる?」
を知りたいはずです。
それなら、
「書き出しが思いつかないときは、最初の一文を完璧にしようとしなくても大丈夫です。」
という結論から入っても自然です。
あるいは、
「タイトルまでは決まった。でも、その下で手が止まっている。」
と状況から始めても合います。
検索キーワードを見ながら、
「この人は今、何に困っている?」
「最初に答えてほしいことは何?」
と考えると、最初の一文が決まりやすくなります。
書き出しは最初に完成させなくてもいい
書き出しは記事の最初にあります。
だから、
「最初に完成させなければ」
と思いやすいです。
でも、書く順番まで最初である必要はありません。
たとえば、
「ここに導入を書く」
とだけ置いて、本文から先に書いても大丈夫です。
あるいは、
「この記事では○○を説明します。」
という仮の一文だけ入れて、先へ進みます。
本文を書き終えると、
この記事で一番伝えたいこと
読者が最初に知りたいこと
記事全体の雰囲気
どんな例を使ったか
が見えています。
その状態で最初に戻ると、
「ここは質問より結論のほうが合いそう」
「具体例から入ったほうが自然だな」
「この前置きはいらないかも」
と判断しやすくなります。
書き出しが決まらないからといって、記事全体まで止める必要はありません。
まず本文を書く。
あとで戻る。
この順番でも問題ありません。
【関連記事2:文章の順番を変えるだけで伝わる|わかりやすい説明の組み立て方】
書き出しでやりすぎないほうがいい5つのこと
型を覚えると、逆に
「型を使わなければ」
と考えすぎることがあります。
書き出しでは、次のようなことをやりすぎないようにします。
毎回質問から始める
質問は使いやすいです。
でも、すべての記事が、
「〜ではありませんか?」
「〜と感じていませんか?」
から始まると、だんだん似て見えます。
ときには結論や具体例から始めるだけでも、文章に変化が出ます。
ブログ全体で見たときに、
「またこの始まり方だ」
とならないことも大切です。
大げさな煽りを入れる
「知らないと損です」
「今すぐ直さないと危険です」
「これを知らない人は失敗します」
のような強い言葉に頼る必要はありません。
書き出しの役割は、読者を怖がらせることではなく、
「この記事を読めば知りたいことがわかりそう」
と思ってもらうことです。
強い言葉より、
検索してきた悩みに早く答える
ほうが自然です。
長い前置きを入れる
書き始めるために一般論を置くと、そのまま長くなることがあります。
「文章を書くことは大切です」
「現代では情報発信が重要です」
「私たちは日常的に文章を目にしています」
のような説明がなくても、本題へ入れる場合は多いです。
前置きがないと話が伝わらないのか。
それとも、なくてもすぐ本題へ入れるのか。
一度確認してみてください。
自分の話から長く始める
個人ブログでは自分の体験も大切です。
ただ、読者より先に自分の話を長くすると、
「いつ自分の知りたい話になるの?」
と思われることがあります。
たとえば、
「私も以前は文章が苦手でした。学生のころから作文も得意ではなく……」
と長く続けるより、
「書き出しで手が止まることはありませんか。私も以前は、最初の一文だけで何度も書き直していました。」
くらいなら、読者の悩みと体験が自然につながります。
自分の体験は、本題を補助する形で使うと読みやすくなります。
格好いい表現を作ろうとしすぎる
書き出しだからといって、名言のような一文を作る必要はありません。
むしろ、
「なんとなく格好いいけれど、何の記事かわからない」
より、
「何について書いてあるかすぐわかる」
ほうが読みやすいこともあります。
書き出しで迷ったら、
飾るより伝える
を優先してみてください。
AIっぽい書き出しにならないために気をつけたいこと
文章の型は便利です。
ただ、毎回同じ形で使うと、整っていても機械的に見えやすくなります。
たとえば、
「○○について悩んでいませんか?」
「この記事では○○について解説します。」
「ぜひ参考にしてください。」
という3文が、どの記事にも続く形です。
意味は伝わります。
でも、毎回同じだと文章の個性が薄くなります。
また、
「結論から言うと」
「実は」
「まずは」
「この記事を読めば」
といった便利な言葉も、続けて使うと型っぽさが出やすくなります。
型を使うときは、
質問を使ったら次の記事では結論から始める
必要のない定型句は入れない
記事の内容に合わせて文の長さを変える
少し具体的な状況を入れる
一文目だけでなく二文目との流れも見る
など、均一になりすぎないようにします。
AIっぽさを減らすために、わざと文章を崩す必要はありません。
毎回同じパターンにしない。
記事ごとの内容に合わせる。
それだけでも、かなり自然になります。
【図4:書き出しでやりすぎない5つのことと、AIっぽさを減らすポイント】

7パターンを混ぜてもいい
書き出しの型は、ひとつだけを使わなければいけないわけではありません。
たとえば、
「タイトルまでは決まった。でも、その下で手が止まっている。書き出しが思いつかないときは、最初の一文を完璧にしなくても大丈夫です。」
これは、
状況
↓
結論
を組み合わせています。
また、
「なぜ、説明しようとするほど文章が長くなるのでしょうか。原因のひとつは、同じ意味を何度も補足してしまうことです。」
なら、
質問
↓
結論
です。
型を組み合わせると、毎回同じ印象になりにくくなります。
ただし、組み合わせすぎる必要はありません。
悩み
質問
具体例
結論
この記事でわかること
を全部最初に入れると、また導入が長くなります。
1つか2つを選ぶくらいで十分です。
書き出しを作ったら3つだけ確認する
書き出しを書いたら、次の3つを確認してみてください。
1つ目は、
「最初の一文が記事テーマにつながっているか」
です。
気の利いた一文でも、本題と関係が薄ければ遠回りになります。
2つ目は、
「次の文を自然に読み進められるか」
です。
書き出しだけ目立って、そのあと急に別の話になると流れが切れます。
たとえば、
一文目は大げさな質問
二文目から急に一般論
となると、少しちぐはぐに見えることがあります。
3つ目は、
「本題まで遠回りしていないか」
です。
一般論
自分の話
長い背景説明
が続いていないか確認します。
迷ったら、
「この一文を消したら、本題に早く入れる?」
と見てみてもいいです。
消したほうが自然なら、その書き出しはなくてもいいかもしれません。
書き出しの次は「自分のことだ」と感じてもらえる文章へ
書き出しが決まると、文章はかなり始めやすくなります。
ただ、最初の一文を書けたら終わりではありません。
そのあと、
「これは自分に関係がある」
「自分が悩んでいたことだ」
「この人は、自分が知りたいことをわかっていそう」
と感じてもらえると、文章はさらに読み進めやすくなります。
そこで大切になるのが、
読者の気持ちを大げさに決めつけず、
実際に感じていそうな迷いや状況を自然に言葉にすることです。
たとえば、
「文章が書けなくてつらいですよね」
と強く決めつけるより、
「書きたい内容は決まっているのに、最初の一文だけ出てこないことがあります。」
くらいのほうが自然なこともあります。
次の関連記事、
「共感される文章の書き方|『自分のことだ』と感じてもらう伝え方」
では、この「自分のことだ」と思ってもらう文章の作り方を整理しています。
【関連記事3:共感される文章の書き方|「自分のことだ」と感じてもらう伝え方】
まとめ
書き出しが思いつかないときは、最初から気の利いた一文を作ろうとしなくても大丈夫です。
書き出しには、
悩みから始める
質問から始める
結論から始める
具体例から始める
状況から始める
気づき・違和感から始める
この記事でわかることから始める
といういくつかの方向があります。
どれを選ぶか迷ったら、
「読者は最初に何を知りたい?」
と考えてみてください。
早く答えを知りたいなら結論。
困っていることに気づいてほしいなら悩み。
場面をイメージしてほしいなら具体例や状況。
少し見方を変えてほしいなら気づき・違和感。
記事内容をすぐ知らせたいなら「この記事でわかること」。
このように役割から選ぶと、最初の一文を作りやすくなります。
そして、書き出しは最初に完成させなくても大丈夫です。
仮の一文だけ置いて本文を書き、最後に戻って調整する方法もあります。
7つの型も、ひとつずつ単独で使う必要はありません。
状況から入って結論を続ける。
質問から入ってすぐ答える。
というように、自然な範囲で組み合わせても大丈夫です。
ただし、型は文章を同じ形にするためのものではありません。
書き始めるためのきっかけです。
毎回同じパターンに固定せず、記事の内容や読者が知りたいことに合わせて選んでみてください。
最初の一文が出れば、その先は思ったより書き進められることがあります。


