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文章の推敲のやり方|読み返しても直すところがわからない人のチェックポイント

伝わる文章の書き方

「文章を書いたあとに読み返しているけれど、どこを直せばいいのかわからない」

「何度読んでも、自分では普通の文章に見えてしまう」

「結局、誤字脱字を確認するだけで終わっている」

文章を書いたあと、こんな状態になることはありませんか?

文章は書いて終わりではなく、読み返して整えることで、より伝わりやすくなります。

この作業が「推敲」です。

ただ、「推敲しましょう」と言われても、

「具体的に何を見ればいいの?」

というところで迷いやすいんですよね。

そこで大切なのが、最初から最後までなんとなく読み返すのではなく、

「今回は何を見るのか」

を決めることです。

たとえば、

伝えたいこと

文章の順番

言葉・表現

具体性

重複

誤字脱字

というように分けて確認します。

一度に全部直そうとしなくても大丈夫です。

むしろ、見るポイントを分けたほうが、

「ここは順番を変えたほうがいい」

「この説明は少しわかりにくい」

「同じことを2回書いている」

と、修正する場所を見つけやすくなります。

この記事では、文章を推敲するときの6つのチェックポイントと、実際にどんな順番で見直せばよいのかを具体例とともに紹介します。

楽天

文章を読み返しても「直すところがわからない」のはなぜ?

自分の文章を読み返して、

「特におかしくない気がする」

と思った経験はないでしょうか。

ところが、少し時間を置いて読み返したり、ほかの人に読んでもらったりすると、

「ここ、わかりにくいな」

と気づくことがあります。

自分では普通に読めていたのに、なぜでしょうか。

理由のひとつは、自分が文章の内容をすでに知っているからです。

たとえば書いている本人の頭の中には、

「ここで言いたいのは○○という意味」

「この前提は当然わかるだろう」

「このあと詳しく説明する予定」

といった情報があります。

文章にすべて書かれていなくても、自分なら頭の中で補いながら読めます。

ところが、初めて読む人にはその情報がありません。

読み手が使えるのは、基本的に「そこに書かれている情報」です。

そのため、

書き手にはわかる

でも読み手には伝わりにくい

ということが起こります。

もうひとつの理由は、

「文章をよくしよう」

という目的だけで読み返していることです。

「よくする」といっても、確認できるところはたくさんあります。

内容なのか。

順番なのか。

言葉なのか。

具体例なのか。

誤字脱字なのか。

全部を同時に探そうとすると、どこに注目すればいいのかわからなくなります。

推敲するときは、

「文章全体をなんとなく見る」

から、

「見るポイントを決めて確認する」

へ変えてみましょう。

それだけでも、直す場所を探しやすくなります。

そもそも文章の「推敲」とは?

推敲とは、自分で書いた文章を読み返し、表現や内容などを練り直していくことです。

ここで覚えておきたいのは、

「推敲=誤字脱字を探すこと」

だけではないという点です。

たとえば、

「一番伝えたいことはわかる?」

「この順番で読み手は迷わない?」

「もっとわかりやすい言葉にできない?」

「説明が足りないところはない?」

「同じことを何度も書いていない?」

と考えることも推敲です。

つまり、

文章の間違いを探す

だけではなく、

読み手にどう伝わるかを考えながら文章を整える

ところまで含まれます。

文章を書き終えたあと、

「誤字はなさそうだから完成」

としていた人は、もう一段階だけ読み手側へ寄って見直してみるとよいでしょう。

推敲・添削・校正の違いは?

推敲」について調べていると、「添削」「校正」という言葉も出てきます。

どれも文章を見直す場面で使われますが、役割には違いがあります。

推敲は「自分で文章を練り直す」

推敲では、主に書いた本人が自分の文章を見直します。

たとえば、

「この順番で伝わるかな?」

「この言葉は少し固くない?」

「ここは具体例があったほうがいい?」

などと考えながら文章を整えます。

今回の記事で扱うのは、この「自分で見直す作業」です。

添削は「第三者が文章を見て修正・助言する」

添削では、先生や編集者など、書き手以外の人が文章を確認し、修正したり改善点を示したりします。

たとえば、

「ここは結論を先に書いたほうがわかりやすいです」

「この説明だけでは伝わりにくいので、具体例を加えましょう」

といった指摘を受けるイメージです。

自分では気づきにくい部分を、別の視点から確認してもらえるのが特徴です。

校正は「誤字脱字や表記などの誤りを確認する」

校正では、誤字脱字や表記などの誤りを確認します。

たとえば、

「漢字を間違えていない?」

「商品名や人名は正しい?」

「数字の表記が揃っている?」

といった部分です。

もちろん、実際の文章制作では作業が重なる部分もあります。

この記事ではわかりやすく、

推敲=自分で文章を練り直す

添削=第三者が文章を見て修正・助言する

校正=文字や表記などの誤りを確認する

という違いを押さえておけば十分です。

【図1:推敲・添削・校正の違いを3つに分けた比較図】

ここからは、自分でできる「推敲」の方法を詳しく見ていきましょう。

推敲は「一度に全部直そうとしない」のがコツ

推敲するとき、

「最初から最後まで読んで、おかしいところを全部直そう」

としていませんか?

もちろん、それで問題点を見つけられる人もいます。

ただ、文章には確認するところがたくさんあります。

伝えたい内容。

文章の順番。

一文一文の表現。

具体例。

重複。

誤字脱字。

これらを一度に確認しようとすると、細かなところばかりが気になってしまうことがあります。

たとえば、文章全体の流れに問題があるのに、

「この漢字はひらがなのほうが読みやすいかな」

と細部を直している状態です。

そのあと、

「やっぱり、この段落はいらないな」

と丸ごと削除したら、先ほど直した部分もなくなります。

そこで、

全体

構成

一文

細部

と、大きなところから小さなところへ進めてみます。

最初は、

「そもそも何を伝える文章?」

を見る。

次に、

「この順番で伝わる?」

を見る。

そのあと、

「一文一文はわかりやすい?」

と確認する。

最後に誤字脱字などを見る。

推敲を「一回の読み直しですべて直す作業」と考えず、

「見るポイントを変えながら文章を整えていく作業」

と考えると進めやすくなります。

文章を推敲するときの6つのチェックポイント

では、実際に何を確認すればよいのでしょうか。

ここからは、推敲するときに見ておきたいポイントを6つに分けます。

1.伝えたいことがきちんと伝わっている?

最初に見るのは、細かな言葉ではなく文章全体です。

まず、

「この文章は、誰に何を伝えるために書いた?」

と考えてみます。

たとえば、

「文章を書くのが苦手な人に、推敲のやり方を伝える」

という記事なら、その目的に必要な内容が揃っているかを確認します。

書いている途中で、

「これも説明しておこう」

「そういえば、これも関係ありそう」

と内容を足していくことがありますよね。

それ自体は悪くありません。

ただ、追加を繰り返しているうちに、最初に伝えたかったことから離れてしまう場合があります。

そんなときは、

「この記事を読み終えた人に、一番わかってほしいことは何?」

と確認します。

その答えとほとんど関係しない話が長く続いているなら、削るか別の記事へ分けることも考えます。

反対に、

「これを知らないと、この説明は理解できない」

という情報が抜けていないかも確認します。

推敲の最初から一文一文を細かく直す必要はありません。

まずは、

「記事全体として、伝えたいことが伝わる?」

という大きなところから見ていきましょう。

2.文章の順番は自然?

次に確認するのが、情報を伝える順番です。

必要な情報がすべて入っていても、順番が悪いと読みにくくなることがあります。

たとえば、

「このサービスは初心者でも使える?」

という質問に答える文章なのに、

サービスの歴史

特徴

使い方

注意点

最後に「初心者でも使いやすい」

となっていたら、読み手は答えを探しながら読むことになります。

この場合は、

「初心者でも使いやすいです。ただし○○には注意が必要です。」

と先に答えを出し、そのあと理由を説明したほうが読みやすくなることがあります。

推敲するときは、

「読み手が一番知りたい答えが後ろすぎない?」

「この説明の前に必要な前提はない?」

「同じ話題が行ったり来たりしていない?」

「関連する説明が離れすぎていない?」

と確認してみてください。

文章の順番に一つだけの正解があるわけではありません。

大切なのは、

「自分が説明したい順番」

ではなく、

「読み手が理解しやすい順番」

になっているかです。

関連記事:文章の順番を変えるだけで伝わる|わかりやすい説明の組み立て方

3.難しい言葉やわかりにくい表現はない?

文章全体と順番を確認したら、一文一文へ目を向けます。

ここでは、

「読み手が途中で止まりそうなところはない?」

という視点で見てみましょう。

特に確認したいのは、

専門用語。

回りくどい表現。

長すぎる一文。

意味を取りにくい言い回し。

などです。

たとえば、

Before

「必要事項を記載のうえ、所定の方法にてご提出ください。」

意味はわかりますが、少し固い表現です。

そこで、

After

「必要な項目を記入し、指定された方法で提出してください。」

とすると、少し受け取りやすくなります。

ここで大切なのは、

「難しそうな言葉は全部やさしい言葉に変える」

ことではありません。

読み手が普通に理解できる言葉なら、そのままで構いません。

確認したいのは、

「自分には当たり前の言葉だけれど、この記事を読む人にもわかる?」

という点です。

関連記事:文章をわかりやすく言い換える方法|難しい表現をやさしく伝えるコツ

4.「具体的には?」と思うところはない?

次に確認したいのが、説明の具体性です。

書き手にはわかっていても、読み手にはイメージしにくい文章があります。

たとえば、

Before

「読みやすい文章になるように工夫しましょう。」

これだけでは、

「具体的に何をすればいいの?」

となります。

そこで、

After

「一文を短くする、難しい言葉を言い換える、結論を早めに示すなど、読み手が迷いそうなところから見直してみましょう。」

と具体的にします。

すると、読み手は次に何をすればいいのかイメージしやすくなります。

推敲するときは、

「ここを読んだ人は『具体的には?』と思わない?」

と確認してみてください。

ただし、すべての説明に具体例を足す必要はありません。

具体例がなくても十分理解できるところへ説明を加え続けると、今度は文章が長くなります。

「説明だけではイメージしにくいところ」

を中心に具体例を加えるとよいでしょう。

関連記事:具体例の書き方|わかりにくい説明を伝わる文章に変えるコツ

5.同じことを何度も説明していない?

文章を丁寧に書こうとすると、意外と起こりやすいのが「同じ内容の繰り返し」です。

たとえば、

Before

「読み手の立場で考えることが大切です。つまり、読者目線を持つことが重要です。大切なのは、自分ではなく読む人の立場で考えることです。」

一文ずつ見ると、それほど不自然ではありません。

でも、3つを続けて読むと、ほぼ同じことを繰り返しています。

そこで、

After

「文章を見直すときは、自分がどう書きたいかだけでなく、読み手がどう受け取るかも確認してみましょう。」

と一つにまとめられます。

推敲するときは、

「この一文を削っても意味は伝わる?」

と考えてみてください。

削っても内容がほとんど変わらないなら、重複している可能性があります。

ただし、繰り返しがすべて悪いわけではありません。

長い説明のあとに重要なポイントをもう一度まとめたり、記事の最後に要点を確認したりする繰り返しには意味があります。

判断するときは、

「同じことを言っている?」

だけではなく、

「この繰り返しは読み手の理解を助けている?」

まで考えてみるとよいでしょう。

6.最後に誤字脱字・表記を確認する

文章全体の大きな修正が終わったら、最後に細かな間違いを確認します。

たとえば、

・誤字脱字はないか
・商品名や人名などの固有名詞は正しいか
・数字の表記は揃っているか
・漢字とひらがなの使い方が不自然ではないか
・句読点がおかしくないか

といった部分です。

なぜ最後なのかというと、推敲の途中で文章を削ったり移動したりする可能性があるからです。

最初に一文字ずつ丁寧に確認しても、その段落自体をあとで削除することになれば、その作業は必要なくなります。

まず大きなところを整える。

そのあと小さなところを整える。

最後に間違いを確認する。

この順番にすると、推敲の作業も整理しやすくなります。

【図2:推敲の6ステップ「伝えたいこと→順番→言葉・表現→具体性→重複→誤字脱字」】

推敲はどの順番ですればいい?

ここまで6つのチェックポイントを紹介しました。

「結局、最初は何から見ればいい?」

と迷ったら、

「大きなところから、小さなところへ」

と覚えてみてください。

具体的には、

伝えたいこと

文章の順番

言葉・表現

具体性

重複

誤字脱字

です。

たとえば、ブログ記事を書き終えたとします。

最初の1回は、

「この記事で伝えたいことが、最後までぶれていない?」

と全体を見る。

次は、

「見出しや段落の順番は自然?」

と構成を見る。

さらに、

「難しい表現はない?」

「具体例が必要なところは?」

「同じ説明を繰り返していない?」

と一文や段落へ目を向けます。

最後に誤字脱字を確認します。

もちろん、必ず6回読み直さなければならないわけではありません。

一度の確認で、

「順番と重複」

を見ることもできます。

大切なのは回数ではなく、

「今、自分は何を確認している?」

がわかっていることです。

これが決まると、

「何度読んでも、どこを直せばいいかわからない」

という状態から抜け出しやすくなります。

Before/After|推敲すると文章はどう変わる?

ここまで個別のポイントを見てきましたが、一つの文章をまとめて推敲するとどう変わるのでしょうか。

たとえば、次の文章があったとします。

Before

「文章をわかりやすくするためには推敲することが大切です。文章は書いたあとに読み返すことが重要です。文章の順番や表現などを確認する必要があります。また、誤字脱字などについてもチェックすることが重要です。」

意味は伝わります。

ただ、

「大切です」
「重要です」
「必要があります」
「重要です」

と似た説明が続いています。

また、「何から確認する?」も少し見えにくい状態です。

そこで、

After

「文章を書き終えたら、推敲して読み手に伝わる形へ整えます。まず内容や順番を確認し、そのあと表現や重複を見直します。大きな修正が終わったら、最後に誤字脱字を確認しましょう。」

とします。

情報を整理し、確認する順番も見えるようになりました。

ここで行ったのは、

難しい言葉を使うことでも、

文章を格好よくすることでもありません。

「同じ説明をまとめる」

「必要な情報を順番に並べる」

「一文の役割をわかりやすくする」

という修正です。

推敲というと、

「上手な文章に書き換えなければ」

と感じるかもしれません。

でも最初は、

「読み手が迷いそうなところを減らす」

くらいに考えてみてください。

そのほうが、どこを直せばよいのか判断しやすくなります。

書いた直後より、少し時間を置いて読み返してみる

自分の文章がわかりにくいかどうかは、書いた直後ほど判断しにくいことがあります。

なぜなら、

「何を言いたかったのか」

を自分がまだよく覚えているからです。

少しくらい説明が抜けていても、頭の中で補いながら読めてしまいます。

可能なら、少し時間を置いてから読み返してみてください。

時間が経つことで、書いていたときより少し距離を置いて文章を見やすくなります。

ただし、

「何時間も置かなければ推敲できない」

というわけではありません。

すぐに確認したいこともありますよね。

そんなときは、

・パソコンで書いた文章をスマートフォンで読む
・編集画面ではなくプレビュー画面で読む
・文字サイズや表示幅を変えて読む
・声に出して読む

など、「書いていたときとは少し違う状態」で読んでみる方法があります。

見た目が変わるだけでも、

「この段落、思っていたより長いな」

「ここだけ説明が急に飛んでいるな」

と気づくことがあります。

大切なのは、

「必ず時間を置く」

ことではなく、

「書いている自分」から少し離れて文章を見ることです。

声に出して読むと気づきやすいこともある

推敲するときは、文章を目で追うだけでなく、声に出して読んでみる方法もあります。

実際に読んでみると、

「ここ、息が続かないな」

「同じ言葉が続いているな」

「なんだかここだけ引っかかるな」

と気づくことがあります。

特に、

・一文が長すぎる
・同じ語尾が続いている
・読点の位置が不自然
・文章のリズムが悪い

といった部分は、音読すると見つけやすくなることがあります。

たとえば、

「文章を推敲するときには、まず文章全体について確認を行って、そのあとに文章の順番について確認して、そのあとで一文一文の表現について確認していくと見直しやすくなります。」

意味はわかりますが、声に出すと少し長く感じます。

そこで、

「推敲では、まず文章全体を確認します。次に文章の順番を見て、最後に一文一文の表現を確認します。」

と分けると読みやすくなります。

目で読んでいると気にならなかった部分が、声にすると見つかることもあります。

ただし、音読だけですべての問題が見つかるわけではありません。

声に出すと自然でも、記事全体では結論が遅かったり、必要な説明が抜けていたりすることがあります。

音読は、

「一文一文の読みやすさを確認する方法のひとつ」

として取り入れるとよいでしょう。

推敲しすぎて終わらないときは?

推敲を始めると、

「もっといい表現があるかもしれない」

「この一文も変えたほうがいいかな」

「さっき直したけれど、元のほうがよかったかも」

と、いつまでも直し続けてしまうことがあります。

特に、自分の文章をじっくり見るほど細かな部分が気になってきます。

でも、文章は直そうと思えばいくらでも直せます。

個人ブログの記事で毎回「これ以上一文字も直せない」というところまで仕上げようとすると、なかなか公開できません。

そこで、自分なりの完成ラインを決めておくと進めやすくなります。

たとえば、

・伝えたいことがわかる
・読み手が途中で迷わない
・わかりにくい表現が残っていない
・必要なところに具体例がある
・大きな重複がない
・誤字脱字を確認した

ここまでできたら、一度完成とします。

公開したあとに、

「ここはもう少しわかりやすくできそう」

と気づいたら、そのとき修正することもできます。

推敲の目的は、

「完璧な文章を作る」

ことだけではありません。

読み手が無理なく理解できる状態まで整えること。

まずはそこを目安にすると、終わりを決めやすくなります。

最後に使える「推敲チェックリスト」

最後に、文章を書き終えたあとに使えるチェック項目をまとめます。

□ 誰に何を伝える文章かわかる?

□ 一番伝えたいことが埋もれていない?

□ 読み手が理解しやすい順番になっている?

□ 難しい言葉や長すぎる一文はない?

□ 「具体的には?」と思うところはない?

□ 同じ説明を何度も繰り返していない?

□ 誤字脱字や表記の間違いはない?

全部を一度に確認する必要はありません。

たとえば最初は、

「内容と順番」

だけを見る。

次は、

「言葉と具体例」

を見る。

最後に、

「重複と誤字脱字」

を見る。

というように分けても構いません。

【図3:保存して使える「文章の推敲チェックリスト」7項目】

また、

「何度見ても、自分では判断できない」

という部分が残ることもあります。

その場合は、第三者に読んでもらうのも一つの方法です。

自分で文章を練り直すのが推敲。

第三者から修正や助言を受けるのが添削。

まず自分で推敲し、それでも判断しにくい部分を誰かに見てもらう。

このように使い分けることもできます。

まとめ|推敲は「なんとなく読み返す」から「見るポイントを決めて確認する」へ

文章を書き終えたあと、

「一応読み返したけれど、どこを直せばいいのかわからない」

ということはあります。

そんなときは、最初から最後までなんとなく読み返すのではなく、

「今回は何を見る?」

を決めてみてください。

まずは、

「誰に何を伝える文章?」

を確認する。

次に、

「文章の順番は自然?」

を見る。

そのあと、

「言葉はわかりやすい?」

「具体例は必要?」

「同じ説明を繰り返していない?」

と細かく確認する。

そして最後に、誤字脱字や表記をチェックします。

流れとしては、

伝えたいこと

文章の順番

言葉・表現

具体性

重複

誤字脱字

です。

文章を読み返しても直すところが見つからないときは、ただ繰り返し読むより、

「何を確認するために読むのか」

を一つ決めてみてください。

「今回は順番だけを見る」

と決めれば、順番に集中できます。

「今回は重複だけを見る」

と決めれば、

「この説明、さっきも書いていなかった?」

と気づきやすくなります。

そして、問題が見つかったら、その部分を詳しく確認します。

順番に迷ったら、

関連記事:文章の順番を変えるだけで伝わる|わかりやすい説明の組み立て方

表現が固かったり難しかったりするなら、

関連記事:文章をわかりやすく言い換える方法|難しい表現をやさしく伝えるコツ

説明が抽象的なら、

関連記事:具体例の書き方|わかりにくい説明を伝わる文章に変えるコツ

というように、一つずつ改善していけば大丈夫です。

推敲は、文章を上手に見せるためだけの作業ではありません。

書き手の頭の中にある内容を、読み手が受け取りやすい形へ整えていく作業です。

「どこを直せばいいかわからない」

と感じたら、まずは文章全体を眺めるのではなく、

「今回は何を見る?」

と一つ決める。

そこから始めると、自分の文章を見直しやすくなります。

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